
戦前までのわが国では大家族が一般的でしたが、戦後の特に高度経済成長時代には核家族化が進行し、故郷とのつながりを持たない家庭も多くなっています。
これは一概に良しあしで決められる問題ではなく、ともかくも現状を踏まえてこれまで伝えられてきた風習なども見直しを迫られる時期に入ってきていることは確かです。
親しい人が亡くなった際の葬儀についても同様で、遠方にいる親戚すべてを呼び寄せるのも難しくなっていますし、故郷を離れた土地では友人知人も少ないのが実情です。
そのためこれまで常識的に行われてきた、親戚一同や地域総出での大規模な葬儀を営むことができず、いわゆる一般葬に代わる新しい葬儀のあり方が求められています。
そこで最近注目されているのが、一般葬よりもごく小規模に行われる家族葬の存在です。
徳島県内であれば、創業50年の伝統と実績のあるベルベ玉鳳院が取り扱っており、専用ホールもありますので安心です。
この家族葬は家族のほかにはごく近い親戚や親友レベルの人たちだけに参列を求める葬儀のあり方であり、あまり形式に流されずにアットホームな雰囲気のなかで亡くなった人の思い出を語る場となり得る点が大きな特徴となっています。
一般葬ではさまざまな弔問客への応対で気の休まる暇もない喪主の立場になったとしても、亡くなった人を心から追悼する本来の葬儀の趣旨を果たすことができるはずです。
ほかにも金額的な面でも一般葬と比較すると規模の分だけ負担が少ないのも特徴といえます。